teke teke my life 読書記録置き場

漫画や小説、アニメなどの個人的な感想の保管庫。

かぐや様27、のボルダ2、乙嫁語り14、きのう何食べた?20の感想

買ったかすぐに忘れるので、感想とともにメモ。

かぐや様は告らせたい27

かぐや奪還編が終わってコメディ路線多め。権力ってのは金を有意義に使える力だ!ってのはそれはそうね、となる概念でよかった。

こう言うのを抽出するのがやはりお上手。逆に、有意義に使える力がないなら、分相応に稼げばいい、という話ではあるなぁ、などと思ったりしました。

きのう何食べた?20

ケンジと暮らしてから20年経ったことがわかる巻。京都旅行から10年でええー、そんなに!と思うものの、まあ、僕がこの作品を読み始めてからですら、13年経ってるので、そらそうか、とも思いますわね。

佳代子さんちでの正月イベントとか、定例行事が描かれず、所与のものになっているのとか、話のスキップの仕方もよいです。そりゃ、特筆すべきものではなく、もう日常なのよ。

シロさんの事務所の費用負担が減る話、本人がどう思っていようとも、別にシロさんが頼りないからではないわけだが、シロさんの立場ではそう思ってしまうのはやむなしだし、シロさんのメンタリティではその方がありがたいのは確か。

これで、俺が払いますよ!ボスですから!と言える人でないと、事業拡大はされないんすよね。

ぼくもどちらかというと適量の仕事はしたいが重い責任は負いたくないタイプなので、シロさんの気持ちはわかります。

のボルダ2

1と比べるとさらにスケールダウンした感じの話が続く感じ。多少人は増えてはいるのだけれど。別に面白くないわけではなく、ボルダリング紹介漫画としては十二分に面白いですね。

ボルダリング情報誌(あるのか?)とかで連載してそうな感じの風合いになっている。好きだけど、薦めはしない、という感じ。

どうでも良い話ですが、のりりんの頃からそうなんだけど、地方中小企業の職場の解像度が僕の中で低いので、職場描写がイマイチピンとこないなーと思うところはなくはないですね(中小企業との取引をそのレイヤーでやったことがないので…)

乙嫁語り14

アゼルの婚姻の話。描きたい馬を描いているだけでは?という感じなのだが、最終的にはちゃんと起伏があって面白いのですごいですわ。

新キャラ3人とも魅力的で良いし、アゼル側の3人とも、嫁に対する感情が違ってとても良いですね。ジョルクの初々しさもすげぇわかるし、バイマトの庇護の気持ちもすげぇわかる。わかりみー。

最後は例の如く、アミル夫妻が裸で寝床に飛び込んでエンドなのだけれど、こちらもなんかこう、初夜の連中の後に見せられると、こなれた夫婦の解像度高い密着感でいいですね…。