teke teke my life 読書記録置き場

漫画や小説、アニメなどの個人的な感想の保管庫。

自分の中で次に来ているおすすめ漫画のまとめ(放課後帰宅びより、限界OL霧切ギリ子、ブルーアーカイブゲーム開発部大冒険)

個別に感想を書くにはなんか時期を逸したな…と思っている漫画たちについて、記録をしておきます。

すでにはてブで定期的に上がってくる程度には有名な作品ばかりですが、もう一歩売れて欲しい…と思っている作品ですね。

放課後帰宅びより(松田舞)既刊4巻

自分の中での最推しは漫画アクションで連載されている「放課後帰宅びより」ですね。

怪我でサッカーが出来なくなってしまった男子高校生しゅんくんが、帰宅とロマンを愛する変な先輩通称「直帰ちゃん」に非公認部活動「ハイパー帰宅部」に誘われ、帰宅活動を通じて親交を深めていく話です。

要するに帰宅部の活動と称して2人で毎日デートしてラブコメする話です。

舞台設定として「挫折した主人公」「変人で可愛い先輩との出会い」というのは非常によく見る設定で、意外性は皆無なのですが…

これがこれで中々、画の抜け感とキャラの脱臭具合が極めてちょうどよく、素晴らしいのですよ…。

「サッカー部の長身イケメンと低身長で可愛い女子を毎日デートさせてイチャイチャさせたい!」という作者の気持ちが直球で乗る設定になっていて素晴らしいんですよね…。

たぶん次に来ます。たぶん…。永遠に続いて欲しいので、バコン!とヒットして欲しいすね。

限界OL霧切ギリ子(ミートスパ土本)未刊行

ジャンププラスでインディーズ連載されている4コマです。

作者のミートスパ土本先生は現役でバーの店主をされているちゃんとワンオペ飲食業経験のある方…ということで、妙に解像度の高い料理や食事ネタがネットミームを絶妙に織り交ぜながら展開されます。

はてなダイアリーっぽいドライブ感のある文体と、こだわりポイントのちょうどよい距離感もあり、たぶん、ごく一部の人にすごく刺さる漫画ですね。

少なくともぼくにはめちゃ刺さっています。わかるわー!!!

shonenjumpplus.com

とはいっても、やはり連載開始当初はどこに焦点を置いているかわからない感じの内容ではあり、限界飯と限界OLにフォーカスしている1話から読むと脱落してしまう恐れがあります。

形式が落ち着いてきてストロングポイントが明確な33話からの「グミタベール治吉」来訪編(というか実質ブロンコビリー紹介回)あたりから読むのがおすすめですかね。

shonenjumpplus.com

尚、この作品、「次にくるマンガ大賞ノミネート」、ショートアニメ放映中にも関わらず未刊行です。電子書籍版だけで良いので早く刊行して欲しい…。

ブルーアーカイブ ゲーム開発部だいぼうけん!(水あさと)既刊3巻

ブルーアーカイブのガワを被ったこち亀ライクなコメディ作品です。

各話完結で、だいたい以下のパターンで進行します。マジでこち亀。

  1. ゲーム開発部(≒両津勘吉)の面々がゲーム開発に紐づけて何かを始める
  2. 成功と失敗をしながら拡大生産する
  3. やりすぎて破滅して、生徒会のユウカ(≒大原部長)に怒られる

尚、ブルーアーカイブのスピンオフではあるものの、前提として知っている必要があるのはユウカのキャラクター性ぐらい(ふともも&風紀委員属性)なので、読む分には何ら支障はありません。

各話の完成度に濃淡はありますが、現代的なマニアックなネタをこち亀メソッドで展開する漫画が面白くならないわけがなく…。

ゲーム開発部の面々やユウカという可愛いガワもあり、非常に完成度が高い作品になっていますね。

既刊は3巻まで。4巻がそのうち出ます。僕は当面の間は買い続けるかなーと思います。ブルーアーカイブ関係なく面白いし…。