teke teke my life 読書記録置き場

teke teke my life別室その2。漫画や小説を読んだ感想の保管庫。

アニメ版スキップとローファー1話、良い意味で原作通りですごく良い…

アニメ版スキップとローファーの1話観ましたが、かなりいいすね。良すぎたので、感想上げておきます。

(しかし、略称のスキロー、スシローみたいで違和感ありますね。いや、他に略しようもないのですが。スキローかぁ…)

アニメ版スキップとローファーの印象

原作の雰囲気そのまま動いているみつみと志摩くんが素晴らしい

スキップとローファーのアニメ化、原作ファンとしては、どんな出来になるんよろなーと、心の中で少なからず不安を抱いていたのですが、杞憂でしたね。

作画も声も原作の雰囲気そのまんまです。みつみも志摩くんもおば(おじ)も違和感なし。原作への愛を感じますね。

OPの雰囲気も「スキップとローファー」っぽい。

オープニングの雰囲気も「スキップとローファー」らしさが出ていていいですね。スキップとローファーの描き文字、落ち着いたキャラ紹介の流れ、メインキャラの関係性を表した日常の切り取り、ベーシックな感じですが、作中のゆったりとした雰囲気に合っていて良いですわ。

(その中で一人だけ観客にアピールするアクションを取る兼近先輩、めちゃいいですね…。)

OPの後半のみつみと志摩くんのダンスも、距離感と照れの感じがみつみと志摩くんの恋愛にまだ発展していないけど、すごく親しい感じが繊細に表現されていて良いですよねー。いや、かわいいすわ。

youtu.be

OPテーマの「メロウ」が志摩くんを表現しすぎなんやが…

OPテーマの須田景凪のメロウの歌詞も、志摩くんの感情吐露ソングやないか!!!って歌詞でめちゃいいですよね。

「♪眩しくてぼくは目をそらしてしまう」「♪こんなに狭い世界で跳ねる笑い声がとても綺麗に響くから救われたんだ」とか、完全に志摩くんやないか…って感じです。合わせに行きすぎでずるい。

ダンスシーンの志摩くんのローファーに意味を感じてしまう

あと、ダンスのシーンでみつみが赤いパンプス履いているのに対して、志摩くんがローファー履いてるの、意味深で良いですよね。
ローファー自体、どちらかというとみつみのキャラに紐づいたアイテムだと思うので、志摩くんがみつみから影響されているような意味が込められているようにも思えます。

1話の感想

動いている志摩くん、やたらイケメンだが、1巻読み返すとこういうキャラだった

原作8巻まで履修していると、志摩くんがだんだん残念イケメン枠に入ってきてしまっているため、1話のミステリアスなイケメンとしての志摩くん、すっげぇイケメンやないかい!!となってビビりますね。

そういや、直近までパーフェクトにかっこいい男子だったな、コイツ…。

漫画版の最新話の志摩くん、みつみに対する感情でバグってるので、序盤の余裕があってカッコイイ感じが逆に新鮮ですね。志摩くん、普通にカッコイイすわ…。

学校に向けて走っているシーンが長尺なのも良き…。

そして、学校に向けて走っているシーンが長尺なのも、すごくいいですね。

原作でもみつみのキャラクター性が表れて、すごく印象的なシーンでしたが、アニメ版は尺が長めに取られて、みつみに対する志摩くんの「この子、面白いな!!」という感情がわかりやすく表現されていて、すごくいいです。

スキップとローファーにおいて、どちらかといえば志摩くんは「みつみに救われる側」の人で、志摩くんがみつみに救われた最初のシーンなので、志摩くんの抱えている苦悩を思うと、1話なのに泣けてきますね。お前はこれから救われるんや…。

2話以降もめちゃ楽しみすわ

1話がものすごく良かったので、2話以降も期待です。

ぼくはどちらかというと、漫画のアニメ化を熱心に観るタイプの読者ではないというか、どちらかというと漫画原作だけで良い派ではあるのですが、原作理解度が高くて、漫画では表現しづらい間のような部分が適切に補完されていると、アニメでも観る意味があるなぁ…と感じさせられますね。