年始、少し時間があったのでTwitter上でライブシーンが話題になっていた「ぼっち・ざ・ろっく」を通しで観てました。
いやー、ひっじょーに良かったですね。あと2周ぐらい観れそう…。
良すぎてYouTubeで延々とPVを観てしまったりしていました。
久しぶりにガッと強めに感情を揺さぶられたアニメだったので、感想を記録しておきます。
Theチラシの裏。
ストーリー・キャラ・作画
後藤ひとりの陰キャあるあるがあるあるすぎてもう…
「ぼっち・ざ・ろっく」がハマった要因の大きい部分がこれですね。
「後藤ひとり」の陰キャぷりが誇張している部分がありながらも、リアルに共感できる部分ばかりで、後藤ひとり成長物語として感動させられてしまいました。
- 自分から動く必要を感じながらも、話しかけられ待ちしてしまう
- 台本にない行動を振られると、極端な発言や行動に出てしまう
- 誘われたりお願いされたら断れない、場の空気に合わせてしまう
- 気が大きくなると果敢な行動に出てしまうが、途中や後で萎えてしまう
- 褒められるとすぐドヤ顔になって周囲に丸わかり
「後藤ひとりは俺、俺なんだ…」みたいな気持ちにさせられてしまいましたよ…。共感しかない。
アニメとしてのクオリティは12話全部クソ高い
お金かかってるー!!!って感じのクオリティの高さが12話続きます。
クッソ丁寧に作られているアニメ、素晴らしいですね。この仕事に関わった人、本当にすごい。惑星のさみだれ…。
ゆるキャン△もそうですが、もともとが描写薄めのきらら漫画からなので、逆に膨らませやすいのか、アニメになると魅力がぐっと増して良いです。
バトル系漫画だと、どうしてもバトルを脳内保管した方がテンポも含めて原作の方が良いな…となることが多いのですが、アニメ化万歳!と率直に思えます。
楽曲
後藤ひとり作詞設定の楽曲の歌詞がめちゃよい…
本作の楽曲は後藤ひとり作詞設定ですが、後藤ひとりの苦しさが詰まった歌詞の「ギターと孤独と蒼い惑星」「あのバンド」、バンド活動を通じて少し希望を感じさせる歌詞になった「忘れてやらない」「星座になれたら」のどれも「後藤ひとり」らしさが感じられてとても良いです。
YouTubeにアニメ内のライブ映像版と歌詞付き正式版が公式で配信されています。
歌詞付きの正式版を繰り返し聴いていると、「後藤ひとり屈折してるー!!」ってかんじと、「結束バンド組めて本当に良かったね…」みたいなきもちが合い混ぜになってきて最高です。
アルバム買うか…。
「あのバンド」は歌詞がめちゃいいです。背中を押すのダブルミーニングがよき。
「星座になれたら」は学園祭でやるガールズバンドっぽい曲調も相まって、アニメ関係なく全体とても良いです。元気が出る曲。
12話EDのアジカンの「転がる岩、君に朝が降る」の後藤ひとりカバーが最高
カバー曲の「転がる岩、君に朝が降る」は本作のベストで、アニメ12話見た後にこの曲が流れる、というのが泣けます。
(公式YouTubeで公開されていないので、12話を観るかアルバム買うかしか正しい視聴方法がないのですが)
喜多さんではなく、後藤ひとりが歌っている設定なのですが、声のかすれ方とか、歌詞も含めて合い過ぎです。
実質後藤ひとりのためのキャラソンじゃん…。
(この曲を選曲したのが原作作者というのもまた…)
↑は原曲のアジアンカンフージェネレーションの公式。
PV
本編終了後視聴推奨の「ぼっち・ざ・ろっく」本PVもすごい出来
本編で使われていない楽曲「フラッシュバッカー」と本編映像を組み合わせた公式のPVなのですが、これも本編見た後だと後藤ひとり良かったね…という気持ちが湧き出て泣けてくる素晴らしいムービーで良いです。
「ぼっち・ざ・ろっく!」、結束バンドに誘われて、少しずつ成長していく後藤ひとりの物語なんですよねー…。
12話全部見終わった後に本PVという余韻を味わう装置まで用意されている「ぼっち・ざ・ろっく!」最高のアニメでしたね。いやーいいものを観た…
楽曲欲しい…
というわけで、特に後藤ひとり版「転がる岩、君に朝が降る」を聴きたいがためにアルバム購入しようか迷ってます。
データで購入するか、CDで購入するか、それが問題だ…。
結束バンドのアルバムはCDでも購入できますが、YOASOBIとかはCD購入できないので、この辺でデータとして購入するプラットフォームを決めて、購入しはじめることを考えないとですねぇ。