teke teke my life 読書記録置き場

漫画や小説、アニメなどの個人的な感想の保管庫。

「バーテンダー」良いお仕事漫画だった(人間賛歌というか、社会人賛歌すね)

「バーテンダー」シリーズが一律で電子書籍77円セールをやっており、これまで一気通貫で読んだことがなかったので買ってみました。

つまみ読みでも十分面白かったのですが、まあこれは名作ですね…(打ち切り的な終わり方だけがネックですが)。というわけで、感想をさらっと書いておきます(ネタバレあり)

この作品、読む年齢で感情移入する先がめちゃめちゃ変わりそうだな…

漫画上手いすね…

エピソードも強いし、作画も強いんだよな

バーテンダー、1巻表紙の佐々倉溜のビジュアルの雰囲気の通り、作画が良いんですよね。くどすぎず、コミカルになりすぎず。

お酒・バーテンダーというテーマからして、エピソードがどうしても説教くさくなるので、それをさらっとした形で支える長友先生の作画は素晴らしいですね。

緩急がちゃんと効いているのが良いんですよ…。

急なプロの顔よ。作画の妙で痺れるぜ

少しずつサブキャラの個別エピソードが進捗していくのもいいよね

バーテンダー、序盤のbar東山での修行パートまでで主人公佐々倉溜が単体ではほぼパーフェクトなバーテンダーになってしまいます。

そのため、ごく短い間しか主人公の掘り下げは実質的にないのですが、サブキャラの物語がしっかりと進捗していくのもいいんですよね。

特に、6巻、11巻の早瀬さんの話とか好きなんですよねー。早瀬さんの大企業仕事出来サラリーマンっぽさが好きなんですよ。

個人的な関係になると急に気安い感じとか、平静を装いながらつい激高してしまって事後で反省する感じとか…。

早瀬部長シリーズ、葉巻の話めっちゃ好きなんよな…

11巻で昇進することをワクワクしながら馴染みの店主に打ち明けるのとか…。最終的な着地点も好きですね。いや、本当に。実は数エピソードしかないのに、印象深すぎる男よ。

11巻の「サラリーマンの出世とは…」は感傷的すぎるがわかるぜ。
屈指の名エピソードなので、6巻と11巻だけでもぜひ読んで欲しいですね。

買っていい名作だと思うなー

ラスト付近の失速は残念だが、総じて名作すね

ラストのラスト、18巻以降の失速+妙な終わり方がアレではあるのですが、17巻までは読み応えがあるエピソードが定期的にあり、満足感が高いので、総じて名作でしたね。

とりあえず、一区切りがつく17巻まではぜひ読んでいただきたいところです。人間賛歌がテーマの漫画は読むと生きる気力が湧きますね。

18巻以降はまあ、どうしてもここから新人教育編を継続してやるのもちょっと厳しいか、というのもあり、主要なサブエピソードも終わってしまったところもあり、連載の中で終わり際が上手く決まらなかったとかですかねぇ。

続編は作画変わっててぼくにはnot for meだった

なお、バーテンダーの続編として別作画、別主人公の作品があるのですが、別主人公なのは良いとして、別作画はさすがにしんどい…。

ポケモンSPECIALの作画変更もそうなのですが、作画も含めて魅力だった作品を別作画でやられるのは厳しいんですよね…。連載で時々見る分には、気にならないのだとは思いますが。